スクウェア・エニックス
スクウェア・エニックス
【すくうぇあ・えにっくす】
- スクウェアとエニックスが合併してできた会社。2002年11月に合併を発表、2003年4月1日合併。
- 略称は「スクエニ」。
- 手続き上(あくまで手続き上)の存続会社は、エニックス。
- この合併は、当時経営が危機的状況に陥っていたスクウェアに対するエニックスからの救済措置と捉えられがち
だがそれは誤解で、スクウェアの財務危機は合併前にSCEの資本参加によって改善されていた。
- 合併の理由は様々・諸説が述べられてきたが、現在振り返って要約すれば以下のようにまとめられる。
1.将来を見越しての勝ち残りのための攻めの合併
2.お互いの長所、短所を補完し合う
3.エニックスのアジアでの強さ、スクウェアの欧州や北米での強さを併せ持つワールドワイドでの展開
4.パブリッシャーのノウハウ(エニックス)、デベロッパーのノウハウ(スクウェア)を併せ持つ
5.「FF」と「ドラクエ」をぶつけず、両者の収益を最大限に得る
- 社名で「スクウェア」が前に来ているのは、エニックスによる吸収合併という誤解を生まないこと、という理由が
大きいと考えられる。「エニックス・スクウェア」は発音しにくい、とも。また、「SQUARE ENIX」と記すと
中心で「E」が重なり、一体感が増すからとも言われている。
- スクウェアとエニックス両社が保有する人気シリーズがそのまま、スクエニのラインナップとなっている。
- ヒットタイトルも少なくないものの、業界を代表する「エニックスのドラクエ」「スクウェアのFF」という
イメージはそのまま「ドラクエ・FFのスクエニ」というイメージになっており、結局はそれだけではないか、
と言われてしまうことも少なくない。
- 積極的に多様なタイトルの開発・発売をしているものの、「FF、ドラクエ、リメイク」のイメージがなかなか
拭えないのは同社にとって悩ましいところだろう。
- 合併後は旧スクウェアのスタッフを中心に(エニックスは内部に開発を持っていないため)、開発事業部体制が
敷かれた。第1から10までの事業部とモバイル事業部から成るチームが、それぞれの作品の開発にあたった。
- 現在、事業部体制は解体され、プロジェクトごとにチームが召集・編成される。
- 社内の開発スタッフは主として旧スクウェアの流れを汲む作品に充てられ、一方で旧エニックス系の作品は
やはり外注で製作する手法が引き継がれている。
- 代表取締役社長は和田洋一(旧スクウェア社長)。
- ↑絶縁状態にあった任天堂とスクウェアの関係を修復した手腕を認められ、スクエニの社長も任されたとか。
- 「いたスト」で、「FF」と「ドラクエ」もとうとう合併。RPGでも合併してみてほしい……。最後の手段か?
スクウェア・エニックスの代表作品
- ファイナルファンタジーシリーズ
- ドラゴンクエストシリーズ
- Sa・Ga(サガ)シリーズ
- 聖剣伝説シリーズ
- キングダム ハーツ シリーズ
- スターオーシャンシリーズ
- いただきストリートシリーズ
- フロントミッションシリーズ
- 鋼の錬金術師シリーズ
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- 番号つきリスト
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- 最終更新:2010-11-03 16:31:08