ハドソン
ハドソン
【はどそん】
- 「超」のつく老舗。ファミコン初のサードパーティ。
- 「ロードランナー」で参入時、多くの問屋から「任天堂の機械によそが勝手にソフト出していいの?」と言われた。もちろん正しい手続きを
経てのことだが、かつては「任天堂ハードのソフトを作れるのは任天堂だけ」という認識が当たり前であり、サードパーティという概念が
ほとんどなかったことを窺わせるエピソード。
- 創業者・工藤裕司が1973年に始めたアマチュア無線ショップがはじまり。当時の店名は「CQハドソン」。
- 1984年には株式会社となり、パソコンソフトの製作・販売を手掛けるようになる。
- 「ハドソン」の名は、蒸気機関車の車軸が由来。工藤裕司が鉄道ファンでもあったため、この名が付けられた。
- ファミコンのサードパーティとなる前、任天堂と共同でファミリーベーシックの設計・開発を行っている(Huベーシック)。
- PCエンジンの発売はシャープが行ったが、開発はハドソンも共同で行っている。ソフト専門の完全な「サード」というよりも、限りなく
ハードメーカーに近い。
- 北海道発祥のゲームメーカーとしても有名。
- ブランドイメージキャラクターは、ゲーム中にも隠しキャラなどで登場することのある「ハチ助」。TV-CMにも登場した。
- 2005年にはコナミの子会社となっている。ハドソンそのものの業績によるものというよりは、メインバンクの破綻が直接的な原因と言える。
- ↑このため、現在の本社は東京である。
- 高橋名人の所属している会社として特に有名。現在も氏は同社の社員である(役職は「名人」)。
- 人気があり、かつ良質な作品が多く、常に業界を牽引する存在。特にファミコンはハドソンなくしてあそこまで人気を得たか、というほど。
- 同時に人気キャラも多く、ボンバーマンや桃太郎は同社を象徴するキャラクターである。
- 高橋名人の存在もあって同社が発端となったシューティングブーム、連射ブームもゲーム史に残すべき現象のひとつ。関連グッズである
「シュウォッチ」は、ゲームではないのに飛ぶように売れた。
主な作品
- ロードランナーシリーズ
- ボンバーマンシリーズ
- 高橋名人の冒険島シリーズ
- 天外魔境シリーズ
- 桃太郎伝説シリーズ、桃太郎電鉄シリーズ
- キャラバンシューティングシリーズ(スターフォース、スターソルジャー、ヘクター'87)
- バンゲリングベイ
- チャレンジャー
- ナッツ&ミルク
- 忍者ハットリくん
- バイナリィランド
- 迷宮組曲
小見出し
本文テキスト。
- 番号つきリスト
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- 最終更新:2010-11-03 16:33:05