ワンダースワン
ワンダースワン
【わんだーすわん】
- バンダイが1999年3月4日に発売した、携帯ゲーム機。
- かつて任天堂に所属しゲームボーイを作った横井軍平が、開発に大きく関わっている。なお、横井はワンダースワンの完成前に、不慮の事故で
他界してしまった。
- 4800円という低価格が魅力だが、コスト削減のためあえて白黒画面となった。電池の「もち」も考慮されているらしい。
- 縦、横どちらに持ってもゲームができるのが特徴。遊ぶゲームによってどう持つかが変わる。
- その白黒画面が地味に見えたこともあってか、ゲームボーイカラーやネオジオポケットカラー相手に苦戦。
- 翌2000年には画面をカラーにした「ワンダースワンカラー」が発売された。価格は6800円となった。
- ワンダースワンカラーでは、スクウェアの「ファイナルファンタジー」が携帯機初移植となり話題を呼んだ。さらに「FFII」や「FFIV」も
発売されたが、予定されていた「FFIII」は立ち消えとなってしまう。
- 「FF」という援軍を得たものの慢性的にソフト不足で、他社の携帯機に勝るセールスポイントにも乏しく、状況が好転することはなかった。
- 2002年には7800円で、さらに液晶の性能を上げて画面を見やすくした「スワンクリスタル」を発売。しかし、2003年2月にはバンダイは同機を
受注生産扱いとし、事実上の撤退となった。
- ソフトは1999年から2004年にかけ、全197タイトルが発売されている。
- 最も売れたソフトは「ファイナルファンタジー」で、約37万本。次点が「FFII」の24万本となっている。
- 上位を「FF」「チョコボ」「デジモン」「スパロボ」など既存ヒット作の威光に頼った作品が占めるなか、オリジナル作品で約14万本を売った
「GUNPEY」は評価が高い。タイトルはもちろん、横井軍平の名前から。
- スクウェアがわりと全力投球していたのは、GBAに参入したくてもできなかったからなのだろうか?
- 液晶画面をちょっと強く押すだけで壊れる、ひ弱なゲーム機。
- ↑普通は液晶画面を押したりしねえよ。しかも「ちょっと強く」だ?
- スクウェア参入によって前人気は高かったが、GBアドバンスの登場によって軽くいなされた…。運が…というより、出す時期を間違えたとしか
言いようがなく、まるでセガのようだ……。
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- 最終更新:2010-11-01 20:52:11