山名学
山名学
【やまなまなぶ】
- 「ドラゴンクエストVI」や「VII」を手掛けたことで一躍有名になったプログラマー。
- 高校在学中からゲームプログラムの仕事をしていた。大学在学中にはチュンソフトに入社。実はファミコンの「ドラクエIII」からプログラムを
担当している。
- ファミコン版「ドラゴンクエストIV」ではメインプログラマーに。あのAIシステムを構築したのは彼である。
- スーパーファミコン版「ドラクエV」でのクレジットは「ディレクター」になっている(プログラムには別の人物がクレジットされている)。
- 1991年、大学卒業とともにチュンソフト取締役開発部長になるも、翌1992年には退社。同時に有限会社ハートビートを設立する。
- ハートビートが「ドラクエ」のプログラムを引き継いでいることから、チュンソフトやドラクエ開発陣との間にトラブルがあっての退社では
ないものと思われる。
- SFC「ドラゴンクエストVI」で再びメインプログラムを担当。ハートビートもクレジットされている。
- 「ドラゴンクエストVII」では、堀井雄二や眞島真太郎らとともにゲーム雑誌などにたびたび登場。「ドラクエ」を作る男として、ゲームファン
以外にも名前と顔が知られるようになった。
- 「ドラゴンクエストVII」のPSでの発売=CD-ROM化については、ユーザーの間でロードの発生によってゲームの手触りが変わってしまうのでは
ないか、と不安視されたものの、山名は独自の発想と技術で驚異的なロード時間の短縮を実現してみせた。しかしそれによって、ゲームの
進行を妨げる不具合も多発することとなってしまった。
- 「ドラゴンクエストVIII」以降、彼がドラクエシリーズにプログラムで参加することはなくなった。「VII」でプログラムがもとで多発した
不具合の責任を問われて降ろされたという憶測もあったが、それを裏付けるものはない。また、PS版リメイクの「ドラゴンクエストIV」の
プログラムや、Wiiの「ドラゴンクエストソード」でプロダクションプロデューサーは手掛けていることから、その憶測のような事実があった
とは考えにくい。
- 2002年、ハートビートはゲーム制作から撤退を表明し、ほどなく解散している。
- 同年、ジニアス・ソノリティ株式会社を設立。株式会社ポケモンから「新しいポケモンのゲームを作ってほしい」と依頼された山名が、「じゃあ
新しい会社を作っちゃおう」ということで作った会社である。以後も「ポケモンコロシアム」「ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア」
「ポケモントローゼ」「ポケモンバトルレボリューション」といったポケモン系作品を手掛けた。
- 現在は「DS文学全集」「ティンカー・ベル」「大人の恋愛小説 DSハーレクインセレクション」などのDSソフトを中心に開発している。
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- 最終更新:2010-11-01 22:37:37