岡本吉起
岡本吉起
【おかもとよしき】
- 元・カプコンのえらい人。取締役。かつては「ソンソン」、そしてスト2やバイオを立ち上げた。
- カプコンの前には、コナミに入社している。イラストレーターとしての採用で、絵は得意らしい。
ゆえにカプコンでは「ソンソン」のイラストも手掛けていた。
- コナミ時代、上司に無断で作った「タイムパイロット」が大ヒット。クリエイターとしての名を上げた。
- カプコンへは藤原得郎らとともに入社。創業間もなかったことから、東京開発室の責任者に。
- アーケードを主戦場にして数々の名作を手掛けるも、現場を引退して広報に専念。
- 後に家庭用タイトルのプロデュースを担当するようになり、「バイオハザード」などを世に出す。
- カプコン取締役開発本部長を経て専務取締役まで昇り詰めつつ、自らシナリオ開発会社フラグシップを設立、
代表取締役社長を兼務。かつてインタビューに「いずれ(カプコンの)社長にはなりますよ」と
答えていたこともあり、誰もがこのまま「カプコンのえらい人」として君臨するものと思っていたが……。
- 2003年にカプコンを退社。ゲームリパブリックを設立し、今に至る。
- 人気のある人物だったが、「バイオハザード」のゲームキューブ独占供給にゴーサインを出したとして、
彼を叩くユーザーも少なくはなかった。時期的に、彼がカプコンをやめたのは「業績悪化の責任をとって」
と思い込む人もいた。
- ゲーム誌に連載を持ち、業界の交流も広く、サービス精神旺盛かつ気さくで、ときに厳しい語り口には
クリエイターとしての氏はもちろん、その人柄にも固定ファンが付く。
- Xbox360のロンチ「エブリパーティ」は、さくらももこをキャラクターデザインに起用する力の入れよう
だったが、初週売り上げ641本で爆死。自他ともにネタにしている。
自らが手掛けた代表作品
- タイムパイロット(コナミ、1982)
- ジャイラス(コナミ、1983)
- ソンソン(カプコン、1984)
- 1942(カプコン、1984)
- エグゼドエグゼス(カプコン、1985)
- ガンスモーク(カプコン、1985)
- SIDEARMS HYPER DYNE(カプコン、1986)
- ロストワールド(カプコン、1988)
名言
「(カプコンの)社長にはそのうちなりますよ。岡本でもそこまでいける、頑張れば俺らも専務ぐらいは
いけるでって、現場の連中に夢を見せてあげなきゃ」
- 最終更新:2010-11-01 22:32:00